年齢バイアス

年齢バイアス

台風二連ちゃん、しかも九州は休日にぶつかるという。もう完全に秋になりましたね。

どうも、私です。

大泉洋に親近感。

先日、昨年入社した方が退職する事となりました。30歳、私と同い年。

この方はジョブチェンジをしてきた方で、プログラムの仕事は初めてでした。

技術的について行くのが難しいとの事で退職されました。

メッチャ親近感湧きます。

この時に思ったのが、年齢バイアスってのがあるよなぁ、という事でした。

プログラマに限った話ではなく、どの職でもそうなんですが、

「この年齢の人なら大体こういう地位で、こういうことができるはず」

という、年齢に対する先入観がありますよね。

ジョブチェンジした時に、この周りの年齢バイアスって結構キツイです。

SIer業界だと客先常駐が基本なので、なおのこと辛かったりします。

初めの1、2プロジェクトは誰か付いてきてくれるからいいかもしれませんが、

その後に一人で派遣されると厄介です。

自分の実際の実力を知っている人が周りに居ない上に、しっかりとしたサポートも

受けづらくなってしまいますから。

そうすると結局、その辛さに耐えられる「根性」がある人か、

自分の足引っ張りっぷりを気にしない「図太い」人かに帰結してしまうのでしょう。

こうなるとなるほど、30歳でこの業界へくるのはムズカシイというか、しんどいなぁと思います。

年齢的に技術が身につきにくくなるっていうのは、どうも胡散臭いです。

論理面で言えば、若い時より理解力は増していると思います。

記憶力も別に低下しないし、そもそもGoogleがある以上、覚える量は少なくて済む時代ですから、

記憶力が悪くてもなんとかなる。

しかし、ここでも年齢バイアスがでてきます。

「30歳を超えて新しい技術を身につけるのはムズカシイ」と。

結局、実際の技術力が身につくとかではなく、制度や思想的な問題として、

30歳過ぎてのSIer業界への転職というのはキツイんだろうなぁと思います。

もちろん、研修がしっかりしたところや、受託メインだとまた話は変わりますが。

私は運良く、周りの人達に恵まれたお陰でどうにか1年間やってくることができました。

(正直、さっさと辞めたいですがね)

だからこそ、辞めていく彼を見ていて悲しい思いがしてしまうのでしょう。

彼も周りに恵まれれば...。

年齢バイアスって、ほんと、迷惑ですよね。

あでゅー。