2015.02.08のえっせい


この数年、ロジカルシンキング・ブームですね。
本屋へいけば、どこもかしこもロジカルシンキング
いつも思うのですが、この手の本を買う人達は
ロジカルシンキングを目指しているけど、
本当に買って欲しいのはそういうものに対して
気合だ!根性だ!ロジック不要!勢い!テンション!
みたいな人たちだったりします。

ロジカルは大切です。
何も考えず、ひたすら作業をしたところで効率はあがらない。
どうすれば勝てるのか?ということをロジカルに考えないと、勝てない。
気合と努力と根性と勢いと奇跡で勝てるのは、ジャンプの世界だけです。

だからといって、ロジカルだけでも違うのです。
むかし、体育の教科書か何かにのっていたのですが、
バトミントンを始めようとする主人公が、
バトミントンの本を読んで「よっしゃ!完璧!」
といって、実践では何も出来ない、というシーンがありました。
そりゃそうです。ロジックがわかっただけでは、そこまでです。

ロジックと実行はひとセットなんでしょうね。
どうすればいいか?をひたすら考え、実行する。
実行して、その結果をまたロジカルに考える。
そして実行して...。

わからないときは、思い切ってやってみる、というのも手です。
ロジカルがわからないなら、まず実行してみる。
感覚を鋭敏にして、手がかりを掴み、ロジックを組み立てる。
そして実行して、結果を...の繰り返し。
入り口がロジカルなのか、感覚なのかのちがいはありますが、
最終的にやっていることは同じです。

その入り口が問題で、どうもロジカルに偏っているなぁと感じています。
もっと感覚を信じてもいいんじゃないか。
情報を得て、考えて、実行するのもいいけど、
思い切って感覚を信じる。
「おもしろそう!」「不快だなぁ」という、
自身の感覚をもっともっと素直に信じたほうがいいんじゃないか。

その感覚がもっとも鋭敏になるのは、旅しているときなんじゃないかな。

今日もブログを読んでくださってありがとうございます。
ゲームしすぎて気持ち悪くなる感覚を知りました。うぇぇ。